こんにちは、みさお(@misaoEnglish)です
このブログでは、英語の独学に役に立つ情報を紹介していきます。
英語の総合的な実力をつけると、さまざまな情報源から勉強するのがおすすめです。
英語のニュースサイトは、無料で新しい出来事についてのトピックスで英語を勉強できます。
TOEICなどの試験対策のための、知識とボキャブラリーも学べます。
さまざまなレベルに合ったニュースサイトがたくさんあります。
レベルや目的に合った、活用の仕方を紹介します。
この記事では、お伝えするポイントです。
・ニュースサイトで勉強するのメリット
・ニュースサイトを使ったおすすめの勉強方法
・私の【厳選】ニュースサイト紹介
英語をニュースサイトで勉強するメリット
今起こっている出来事を英語で学べる
ニュースサイトは今起こっている出来事についての情報サイトです。
高い頻度で更新されるので、常に新しいトピックスについての記事が読めます。
多くニュースサイトでは英語学習者向けに、読みやすい記事も用意されています。
英語は生きているので、新しい出来事があれば、新しい用語や表現がでてきます。
例えば、コロナ禍での隔離は『quarantine(名詞/動詞)』という英単語が使われています。
新しい出来事があれば、新しい言葉がスポットライトを浴びます。
自分の情報をアップデートするためにも、読んでおきたいですね。
あの言葉、英語で何て言う?
この疑問が解消するわね。
ジャンル別に分類されていて興味のある記事を読める
ニュースサイトはジャンル別に記事を探すことができます。
「健康 : Health」「政治 : politics」「芸術: art」などに分かれています。
サイトによって、ジャンルの分け方にはバリエーションがあります。
自分の好みのジャンルや、職業に関する記事など、どのジャンルでみつかるか心得があるといいでしょう。
私はサイトによって先にみるジャンルを決めています。
好きなライターさんも見つかります!
日本語の知識と英語を結びつけることができる
ニュースはヘッドラインを読んだら、何が書いてあるか把握できます。
日本語で知ってるニュースは予備知識がすでにありますから。
読みながら日本語の英語を知識を、統合していくことができます。
私はこのプロセスがすごく好きです。
日本語で予備知識があるから、理解しやすいよね。
新しい言葉の定義を正しく知ることができる
英語のほうが、言葉の定義がわかりやすい傾向があります。
例を挙げてみましょう。
日本語では新型コロナウィルスといいますが、英語ではそのまま”Novel Corona Virus”といいます。
正式な名称の、”COVID19″は、Coronavirus disease 2019の略です。
コロナウィルスの一種で、2019年に流行し始めたことを表しています。
以前に中国を中心に流行した、SARS(重症急性呼吸器症候群)は
“SARS-CoV-2: severe acute respiratory syndrome coronavirus 2″の略です。
こちらも実はコロナウィルスの一種による感染症でした。
英語の名称もチェックしていると、ニュースの背景がわかりやすいです。
コロナウィルスって前から人に感染して問題になってたのね。
【厳選】私のおすすめ英語学習者のためのニュースサイト
ニュースサイトには、英語学習者向けのコンテンツがあります。
ESL(English as a Second Language: 第二言語としての英語)のコンテンツです。
ESLとは『母国語が英語でない人』を対象にしています。
ボキャブラリーや表現がレベルに合わせて調整してあるので、読みやすいです。
私の厳選したESLのニュースサイトを紹介します。
Breaking News English【初級から中級向け】
レベルが7段階もあり、同じ記事でレベル別の記事が読める
『Breaking News English』ニュースサイトはESLに特化したものです。
記事にはレベル0からレベル6まで7段階に設定されています。
同じ記事に複数のレベルがあって、易しいほうから難しい方へ進むこともできます!
易しいほうから、難しいほうは、単語も文法や表現もレベルアップです。
難しいほうから、易しいほうを見るメリットがあります。
内容をまとめるとき、人に説明するとき、シンプルにする方法が学べるのです。
易しいレベルの記事を見るときは、記事のまとめや人に説明するときなど、
アウトプットを意識したインプットをしてみましょう。
リスニング音源が複数ある
リスニング音源もひとつの記事で複数設けられています。
いろんな速度や、アメリカ英語とイギリス英語など、複数のサンプルを聞くことができます。
自分のリスニング力に応じて音源を選べます。
易しい方から、難しい方にレベルアップして聞くこともできます。
初心者がディクテーション(書き取り練習)をするときは、ゆっくりの音源はありがたいです。
すごくユーザーの使い勝手を考えて、優しく配慮されています。
クイズやワークなど理解を深めるコンテンツがたくさんある
理解を確認して深めるための、クイズやワークが豊富に設けられています。
穴埋めクイズ、正誤クイズ、ディスカッションワークなど、種類が多いです。
自主練習に向いていますし、オンライン英会話の先生と一緒にやってもよいでしょう。
テストやクイズをすると理解が確実ですね。
スピードリーディングの動画が利用できて、速読の練習ができる
スピードリーディングは、そのままの意味で、速読のことです。
このサイトでは、動画でニュースのテキストが流れるようになっています。
流れる字を見て、そのままのスピードで理解する練習ができます。
直読直解、つまり読んですぐに理解する練習ができます。
スピードは数種類から選べますので、自分のレベルに合った練習ができますよ。
この練習は、瞬時に英語を見て理解する能力を高めます!
おすすめの勉強法
このサイトは、王道の4ステップの勉強法をやるのに最適です。
ディクテーション(書き取り)
テキストで理解の確認(+クイズや問題)
音読/シャドーイング
アウトプット(作文/日記/モノローグ/会話など)
それぞれのやり方はまた別記事で紹介しますね。
4ステップで勉強した後、クイズやワークをして理解を深めてみましょう。
まとめ
Breaking News EnglishはESLに特化したニュースサイトです。
無料で利用できるうえに、学習を助けるコンテンツが満載です。
これだけ材料がそろっていれば、独学するのに十分です。
・更新頻度は2日に1回。
・レベル0から6まで段階があり、同じ記事でも複数のレベルが設けられている。
・リスニングの音源は、複数設けられている。
・クイズやワークがあり、理解を深めることができる。
・スピードリーディング用の動画が利用できる。
Voice of America(VOA) Learning English【全レベル】
アメリカの国営ラジオが運営するESLニュースサイト
『Voice of America(VOA)』はアメリカの国営ラジオ放送で半世紀以上の歴史があります。
VOAが提供するESLのニュースサイトが、『VOA Learning English』です。
音源はゆっくりで、英語が母国語でない学習者でも聞きやすくなっています。
ESLのニュースが、ウェブサイトやスマホアプリで提供されています。
アプリは広告ありでよければ、無料で使えます。
私はオンライン英会話のネタとして、愛用してます。
豊富なカテゴリーで好きな記事を見つけやすい
中級のニュースは次のようなカテゴリーに分かれてます。
U.S. and world news(米国と世界のニュース)
Health and Lifestyle(健康とライフスタイル)
Science and Technology(科学とテクノロジー)
Arts and Culture(アートとカルチャー)
記事の人気ランキングや、同じカテゴリーのおすすめ記事も参照できるので、
自分の興味のある記事を見つけやすいです。
レベルは3種類(初級Beginner/中級Intermediate/上級Advanced)
レベルは3つに分かれており、コンテンツを選びやすいのが特徴です。
自分のレベルに合わせて選べます。
興味のあるジャンルからピックアップすることもできます。
同じテーマの記事は関連記事としてわかりやすく表示されています。
上級では、アメリカの歴史や、時事問題の用語について解説があります。
教養を高めることができます。
各分野の一流の方のインタビュー『What it Takes』は、おすすめです。
上級のコンテンツは30分以上の長いものがあります。
スピードは普通からゆっくりめです。
おすすめの勉強法
【初級 : Beginner】
毎週更新されるドラマ仕立ての動画で、語学学校に通う感覚で勉強できます。
初級レベル1は、超初心者用の毎週更新される英語学習プログラムがあります。
ドラマ仕立てで生活場面の英語が、一年で52週更新されるので、毎週楽しく学べます。
フレーズを聞いて繰り返すビデオや、発音ビデオなど、懇切丁寧です。
News Wordsという動画プログラムではニュースで使われている言葉が、ショートビデオで学べます。
【中級 : Intermediate】
豊富なジャンルのニュースで幅広い英語の知識を学べます。
自分の職業や趣味に関連する分野の記事を前後で追ってみることもできます。
ひとつの記事から関連記事が表示されるので、興味を広げて学習できます。
私のお気に入りは”Health & Lifestyle(健康とライフスタイル)”の分野です。
健康増進のためのヒントが得られるので、雑誌を読むような感覚もあります。
中級レベル以上は、英語でどんどん知識を吸収して力をつける伸び盛りです。
幅広いボキャブラリーと知識は、英語力を底上げします。
【上級 : Advanced】
英語をベースに知識と思考力をつけるコンテンツが多いです。
英語力に加えてプラスアルファの教養と思考力が身に付きます。
中級以上の方の多読や多聴にも向いていると思います。
個人的には『News Literacy(ニュースリテラシー)』のコンテンツが気に入っています。
ニュースリテラシーをざまざまな事例を通して楽しく学ぶコンテンツになっています。
“News Literacy”とは、さまざまな情報を正しく読み解くためのスキル(能力)です。
現在は1人の人に、1日で江戸時代の一生分の情報が入ってくるそうです。
現代人には絶対に必要なスキルでしょう。
まとめ
歴史のあるアメリカの国営ラジオ放送局VOA運営する、このニュースサイトはコンテンツが満載です。
自分にあったレベルや興味のあるトピックスの記事もすぐに探せます。
英語を使って情報を得るための教材として最適です。
・更新頻度は毎日
・レベルは3種類(初級Beginner/中級Intermediate/上級Advanced)ある。
・音源はどちらかというとゆっくりの傾向がある。
・さまざまなトピックスのコンテンツがあり、総合的な知識が学べる。
・アメリカの歴史や、時事問題の用語についての解説があり、教養や思考力を培うことができる。
まとめ
ニュースサイトでは、今世界で起こっている出来事の、生きた英語表現を学べます。
言葉は生きているものなので、これはニュースサイトで勉強する大きなメリットになりますね。
音源や原稿もそろっていて、ほとんど無料で利用できるのがありがたいです。
独学のための教材としては最適です。
オンライン英会話などで先生と一緒に勉強してみるのもいいと思います。
ニュースサイトで「英語を学習する人」から「英語を使う人」に、レベルアップできます。
実は、私がこの記事でいちばん言いたいことは、このポイントです。
英語を使って、知識を手に入れたり、楽しんだりするきっかけを作ってほしいのです。
英語の情報はインターネット全体の6割以上を占めると言われています。
じつに日本語の28倍にもなるそうです。
英語で知識を得ることができれば、情報社会で有利になることは間違いありません。
ぜひ、2つのESLのニュースサイトを覗いてみてくださいね。
ニュースサイトへのハードルが下がった感じです。
英語を使って楽しむきっかけを、ニュースサイトで!