英語学習に挫折しないためのSMARTゴール設定、こんどこそ英話を極めて使う!

 社会人が英語を勉強する目的には、いろいろあります。

主なものだけでも次のようなものがあり、目的に応じて勉強のゴールを決めます。

仕事で英語が必要、昇進・就職や転職で有利だから。
海外旅行を楽しみたいから。
外国人と交流したい/友達が欲しいから。

この記事はこんな悩みの解決に役立ちます。

・英語を勉強しているけど、長い間、上達が感じられない。
・英語を勉強するための、期間や努力の目安がほしい。
・何度も挫折しているが、今度こそ英語をマスターしたい。

はな

私は職場の新規グローバル事業で活躍したいの!

みさお

ゴールがはっきりしてると、いろんな意味で挫折しにくいのよ。

目次

挫折しないための対策になるゴール設定

目的を明確にしよう:メリットすごい!

はな

目的を明確にって、自分で既にわかってるけどな…

めんどくさー

みさお

まぁまぁ、そんなこと言わないで。
すごいメリットがあるよ!

さあ、紙とペンを用意して目的を書いてみよう。

ノートを用意して、英語を勉強する目的を明確にしましょう。

からなず紙に書き出すことをお勧めします。

目的を書き出す最大のメリットは、自分の脳をその気にさせることだからです。

潜在意識、引き寄せの法則など、さまざまな原則がありますが

脳に自分の動く方向をセットして、無意識に行動するスイッチを入れます。

目的を書くこつは、自分のほしい結果を全て洗い出すことです。

どんな小さな目的でも構わないので、書きまくってみてください。


制限時間を5分など短めにとって、書き出してみてください。

【目的の書き出し例】
・ニューヨークのおしゃれなカフェでかっこよく注文したい。
・海外ドラマの細かいニュアンスがわかって笑いたい。
・英語を意識しないで英語のプレゼンをやりたい。
・世界中のかっこいい人と交流したい。
・海外出張でのパーティーで雑談に混じりって楽しみたい。

ゴールを小ステップ化して行動開始

『スモールステップ法』という大きな目標を達成するために使われている方法があります。

最初に、アメリカの心理学者バラス・スキナーが、教育現場や心理療法で提唱しました。

『スモールステップ法』では、大きなゴールを取り組みやすい小さなステップにします。


『スモールステップ法』のメリットは次のようなものがあります。

・ゴールのハードルが低いので成功体験につながりやすい。

・挫折しにくいうえ、次の段階へと進めます。

ゴールを決めたら、実行するときに小さなステップにして取り組みましょう。

小さなゴールを達成したら、必ず自分にご褒美をあげましょう。

ご褒美は脳の『報酬系』といわれる特定の回路を強くして、行動を促します。

さらに次の行動につながる勉強の好循環を作り出すのです。

はな

ご褒美なにがいいかしら?

みさお

ご褒美を先に決めておくのもモチベーションになるね!

最初のゴール設定は、SMARTゴールで決まり!

まず、勉強に取り掛かる前にゴール設定を、実際にやってみましょう。

ゴール達成のロードマップを作るために、SMARTゴールという方法を紹介します。

SMARTゴールの意味はそれぞれの頭文字が示す、ゴール達成に必要な項目です。

それぞれ、次の通りになります。

Specific(具体的に): できるだけ具体的に、本当に達成したいことに限定した内容にします。

例:
一年後に職場の病院にメディカルツーリズムで海外からの患者が来る。
リハビリスタッフとして英語で対応できる英語力を身につける。

Measurable(測定できる): 目標の進み具合が測れるようにします。点数や回数など工夫します。

例:
TOEICを受験して半年後に500点以上、1年後に700点以上を獲得する。

Achievable(達成できる): ある一定期間に、現実的に達成できる内容であるか。

例:
1年後に、患者とリハビリに関する基本的な受け答えができて、わからない場合には対処法がわかっている。

Relevant(関連している): ゴールとブレていないか確認する。

例:
リハビリスタッフとして、患者の安全な療養生活がサポートできること。
日常会話以外の専門的な用語や、患者の状態把握に必要なボキャブラリーを覚える。

はな

何だかバラバラになちゃった…

みさお

大丈夫!
まとめてみましょう。

具体的にイメージできる内容になっているかな?

ゴールのまとめ例

1年後に、メディカルツーリズムの海外患者に対してリハビリスタッフとして、
患者の療養生活を安全にするサポートが英語で対応できるようになる。 
サポートに必要な専門的な基本のやりとりができ、わからない時はふさわしい対応ができる。
そのために、半年でTOEIC500点以上、1年以内に700点以上を獲得する。

ゴールは、進み具合によっては修正ができます。
大切なのは、ゴール達成までのロードマップを決めて、自分が日々行動できるようにすることですね。

まとめ

この記事では、英語の勉強を挫折しないための、ゴール設定について紹介しました。

これからやることを、整理します。

1.目的をはっきりさせるために、紙に『英語を勉強する目的』をたくさん書き出すこと。
効果: 脳にスイッチが入って行動につながりやすくなる。

2.ゴールは小さなステップに分けて実行しやすくする。
効果: 行動へのハードルが下がり先延ばししにくくなる。
    成功体験しやすくモチベーションアップにつながる。

3.ゴールをSMARTゴールでつくって、達成までのロードマップを決める。
効果: 進み具合をみながら、ゴール達成に向けての日々の行動をコントロールできる。


さいごに、これだけは聞いてください。

英語の学習を始めた皆さんに挫折してほしくないので、この記事を書きました。

めんどくさいようですけど、挫折しないで夢を実現するためには、必ずやってみてください。

はな

それほど効果があるなら、SMARTゴール作ってみる!

みさお

実は私は、超がつくほどの、めんどくさがり屋。

挫折しなかったのは、ゴール設定して行動したおかげなのよ。

めんどくさがり屋でも英語の勉強を続けて、英検1級や通訳業務ができるようになりました。

継続できたいちばん大きな理由は、ゴール設定をして行動を続けたからなんです。

みなさんの英語学習が実りあるものになるよう、いつも応援しています。

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