英単語を覚えるには、スマホアプリが便利です。
この記事では、スマホアプリで英単語を覚えるときのポイントをまとめました。
私が実際使って使用感が良かった3つのアプリについても紹介します。
それぞれの使用感と、使う目的別におすすめポイントを書きました。
この記事は、こんな悩みの解決に役立ちます。
・英単語のスマホアプリで、どれを選んだら良いかわからない。
・効果的な使い方がわからない。
・自分のレベルに合ったアプリがわからない。
いろいろありすぎて選べないわ…
じゃあ、使い方のポイントと
おすすめアプリを紹介するよ。
メリット
手軽ですぐ勉強に取りかかれる
最大のメリットは、何と言っても、手軽さでしょう。
『20秒ルール』といって、勉強にかかるまでに時間を短縮するのが習慣化のコツなんです。
挫折しやすい方は、アプリを使って、いつでもすぐに勉強できる体制にしておきましょう。
「あきやすい」「挫折しやすい」悩みをアプリを使って解決しましょう。
発音が同時に確認できる
スマホアプリの最大のメリットは、音が同時に確認できることでしょう。
英語は発音を学ばないと、使える知識になりません。
また、TOEICなどの試験対策にも発音の習得はかかせません。
音にくわえて、発音記号も最初にマスターしてしまいましょう。
ゲーム感覚で学習を継続しやすい
みなさんは、ゲームの効果音で気分があがり、やめられなくなったことがありますか?
ゲームは脳の前頭葉というところを興奮させて、行動を続けさせる効果が盛り込まれています。
英単語アプリにも、継続のための脳を刺激する工夫がいっぱい組み込まれています。
できたときの「チャリーン」という効果音や、「天才」というほめ言葉、病みつきになりそうです。
ゲーム感覚でおもしろく勉強できて、意思の力を使わなくても続けられるのがポイントです。
記憶につながる学習習慣ができる
英単語を覚えるためには、繰り返しの練習がかかせません。
アプリを使うと、毎日手軽に勉強に取り組みやすくなります。
毎日少しずつでも続けることが、記憶が定着する条件です。
なので、アプリで勉強することで、学習習慣ができやすくなるのは大きなメリットです。
私のように、サボりやすい方、ぜひ勉強にアプリを導入しましょう。
メリットのまとめ
スマホの英単語アプリには、無料で有料級のコンテンツがたくさんあります。
いつも手元にあるので、移動時間や待ち時間など、スキマ時間を利用して勉強できます。
発音が同時に確認できるのも、ありがたい点です。
記憶に定着するには、繰り返し復習することが大事です。
ゲーム感覚もあり、楽しく継続できます。
スマホなら楽に反復できますね。
ポイントです!
・手軽ですぐ勉強にとりかかれること(20秒ルールで良い習慣になりやすい)。
・発音が同時に確認できる。
・ゲーム感覚で、繰り返し復習しやすく記憶につながる学習習慣ができる。
・記憶につながる学習習慣ができて、確実な知識になる。
デメリット
単独では理解につながらない
最大のデメリットは、ひとつのもつ単語の意味の紹介が限定されていることです。
ひとつの英単語に、いくつかの日本語の意味が紹介されている場合が多いです。
それだけだと、使われている背景(文脈)やニュアンスがわからないので、誤解を生じる可能性があります。
正確な理解につながるためには例文で背景やニュアンスを理解します。
つまり意味と例文の紹介が限られているので、アプリだけでは正確な理解につながりにくい点です。
単調でやや飽きやすい
単語のアプリは単調になりやすいので、飽きてしまいがちです。
単調になると、集中せずにただ流すだけで、記憶に残りにくい時があります。
テスト機能がついているので、ときどき実力をチェックしてモチベーションを維持するといいでしょう。
筋トレなどと同じでなまぬるい環境になじみやすいので、適度な緊張感を保つ工夫があるといいですね。
クイズ形式なので正確に覚えていない
もうひとつ気をつけて欲しいことがあります。
実はメリットでもあるんですが、同じテスト形式になれると、要領でこなすようになってしまうんです。
覚えた気になってしまってるだけで、じつは正確に覚えられていないときがあります。
自分ではわからないので、スペルチェック(つづり)のテストをしてみたり、別の方向から確認してみてください。
いろんなテスト機能や学習モードがついているのは、学習を確実にするための工夫だったんですね。
デメリットのまとめ
どんな学習方法にも、デメリットがあります。
デメリットについて事前に知っておくと、不足している部分や癖を補うことができます。
デメリットをひとつの傾向ととらえて、そのうえで使う分にはメリットしかありません。
紹介したデメリットを全部足しても、学習を習慣にしやすいメリットを考えると、メリットに軍杯が上がります。
このデメリットは、他のテキストなどを併用して、足りない部分の理解を補うことができます。
ポイントです!
・単語の意味や例文が少ししか掲載されていないので、単独では正確な理解につながらない。
・単調で、やや飽きやすい。
・クイズ形式の回答なので、覚えた気になっただけで、実は正確に覚えていない。
私のおすすめアプリ
超おすすめの3つのアプリを紹介します。
最後の英単語学習!マジタン
対応:(2021年8月現在)
私はこのアプリをいちばん長く使っていますし、デメリットを補ってお釣りがくるおすすめな点がいっぱいあります。
有料ですが、本を1冊買うより安い値段です。お値段以上で一押しです!
国内最大級13000語の豊富な単語数と、さまざまな学習を助ける機能が使えるが魅力です。
テストの形式も選択式とスペルチェック(つづり)の2通りで勉強できて、記憶を確実にできます。
単語力は10のレベルで評価されるの。
各レベルと対応する、TOEICや英検での目安がわかります!
特徴/メリット
・国内最大級の単語数、13000語も収録している
・単語力チェックテストができる
・単語レベルが10に分かれていて、好きなレベルを選んで学べる。
・復習モードでスペルチェックと4択クイズチェックとモードが選べる。
デメリット
・単語の意味の記載が短くて、広がりが少ない
・表示の展開がやや遅い
・やや飽きやすい
mikan
対応:(2021年8月現在)
最近とても有名です。東大生がつくられたそうです。
無料版と有料版PRO(学割あり)があります。
私は無料版のみを使っています。
無料版でも複数の単語集が準備されており、バリエーションが豊富です。
英検対策やTOEIC対策の単語集も充実しています。
有料版は選べる単語集が多くなる、リスニングの音声テストができるなどのメリットがあります。
どちらも初心者から上級の方まで、レベルを選びません。おすすめ度は高いです。
特徴/メリット
・教材が多い(無料版34教材、有料版88教材)
・学習モードが「テスト方式」と「カードめくり方式」と切り替えられる
・無料版は「英語→日本語」のみで、有料版では「日本語→英語」「リスニング」も選べる
・回答時間が1から10秒の間に設定できる
・1日に覚えたい単語の数、勉強時間が設定できる
デメリット
・単語の意味の記載が短くて、広がりが少ない
・有料版はお金がかかる(月払い/年払い、学割あり)
発音博士
対応:(2021年8月現在)
発音を視覚化してチェックできるので、修正すべき箇所がすぐにわかります。
自分の発音に100点満点で点数がつけられます。
自分が発音した音声が再生できるので、耳でも確認できます。
ようするに、フィードバック機能がわかりやすく、発音修正の自主練習に向いています。
単語を覚えるなら、まず発音記号を覚えたいです。
このアプリはおさえておいて損はないです。
発音記号、覚えてないわ…
このアプリで覚えられるよ。
ゲーム感覚なのもいいですね!
特徴/メリット
・「音響認識技術」を持つ米国Sensory社との共同開発
・英語の発音を視覚化して、ネーティブの発音との違いを比較できる
・ネーティブの発音を聞く→発音する→間違いを確認する、というシンプルな仕様
・発音記号を選べる【Jones式(日本式発音記号)、標準IPA(国際音声記号)】
デメリット
・無料の単語数が少ない
・単語か短文での練習に限定される
まとめ
この記事では、私が自分で使用している、英単語記憶に役立つアプリを3つ紹介しました。
どのアプリでも一つだけでは足りない部分があります。
複数を組み合わせて欠点を補うかたちで使うと効果が高まります。
このほかにも、自分に合ったアプリを探してみるのも良いでしょう。
アプリを使って単語を覚えるときの注意点をまとめます。
・3つぐらいのアプリを組み合わせて使うと、勉強の偏りを防いで効果が高まる
・発音とアクセントを必ず覚えて、知識を確実にする
・定期的にテストやチェック機能で、実力を確認する
早速アプリ取ってみよう!
いくつか組み合わせて使うのがポイントです。